はじめに
こんにちは!asaです。
今回はチームワークの力を最大限に高めるために大切なことを私の経験を交えながらお話しします。
まずはじめにチームワークとチームで仕事をすることが大切な理由を簡単に記載します。
- 個人の限界を超えた高い目標を達成することができる。
- 変化の激しいビジネス環境に対応することができる。
- マネジメント、リーダシップといったマネージャになるための素養がみにつく。

実は、個人の能力が高い人ほど、自分ヨガリになりチームワークを見失いがちです。
担当者一人のキャパシティには限界があるため、より高い成果を出すためにもチームワークを学び、実践ましょう!
チームメンバーに必要とされる要素
ただ人を集めるだけでは意味がありません。優秀なリーダーほど、チームメンバーを激選します。
誰をメンバーとしてアサインするか次第で、今後が左右されることを忘れないでください。
1. 明確に目標設定して全員が同じ最終目標(ゴール)を見据える。
メンバー全員が最終的なゴールがなんなのか意識する必要があります。
目的意識なく、ただ与えられた仕事をこなすタイプの人間はメンバーとして好ましくありません。(ただし、実行段階に入った際に人手が必要な場合はそういった作業をこなすことが得意な人間も必要となります。)
それぞれのメンバーが専門性やこれまでの経験を生かし、意見を出し合える環境を作る必要があります。
2. 役割分担
組織として既に部署が分かれている場合、ある程度はメンバー同士で誰(どの部署)が何をやるのか共通見解があると思われます。
そうでない場合でも、それぞれのメンバーが自分の役割を認識して行動する必要があります。
また、スキルも違ったメンバーを集めることも一つの方法です。そのメリットは後述します。
例えば、提案段階でのメンバーアサインで以下の役割は最低でも決まっている必要があります。
- 営業:顧客窓口、見積金額/契約条件の決定、顧客意見のフィードバック
- 技術(サービス/商品):個々のサービスや商品の仕様確認
- 技術(カスタマイズ):サービス仕様外、または複数サービスの組み合わせ調整
上記は基本的な形ですが、その後の提案書の作成やベンダ各社との調整など細分化すると業務は多岐に渡るため、案件の大小で人数と一人当たりの役割が変動します。

大きな顧客相手だと、顧客の部署ごとに営業担当者をつける場合もあります。
その場合でも大きな営業方針はチームとして共有しながらするめることが重要です。
3. 自律性や向上心と前向きな姿勢
言わずもがなですが、その案件に前向きに取り組むメンバーをアサインする必要があります。
それぞれの役割を遂行するために、責任を持って調査や報告を行うことが重要です。
また、リーダーとしてアサインを調整する際に、アサインされる側のメンバーのメリットを提示することで円滑にメンバーアサインができる場合が多いです。
「この案件に関わることでこれだけの成果が上がる」
「この案件でこんな新技術を扱える」
など、モチベーションにつながる誘導も非常に効果的です。
4. 報連相をしっかりとる
これは本当に必須です。
良いことも悪いことも、スピーディにメンバーへ共有していかねばなりません。
情報の不一致が、大きなトラブルや手戻りを引き起こすこともあります。
定例会や、メール等の共有で認識の齟齬をできるだけ避けましょう。
口頭だけでなく、メールや議事録でログを残すことが効果的です。
よくある「言った言わない」議論は非常に生産性が低いため、絶対に起こらないようにしましょう。
チームワークのメリット
チームワークを駆使することで、個人の能力の限界を超えた高い目標を達成することができます。
1. 相乗効果による成果の向上
チームメンバーがそれぞれの弱点を補い一つの団体として行動することで、本来一人ではできなかった案件をこなすことができるようになります。
他のメンバーにとっては基礎的な知識でもあなたには分からないことがたくさんあるはずです。
時間と稼働を節約し、且つそれぞれの専門性を深めるような切磋琢磨できる環境を作ることも可能です。
2. モチベーション向上
チームで仕事をしていると他のメンバー同士で助け合う場面が増えてきます。
人と人の繋がりや貢献感はそのままモチベーションにもつながります。
3. 学習意欲の向上
役割分担が明確化されると、その分野への専門性も同時に深める必要があります。
自らの役割をこなすための学習意欲が増すはずです。
それだけでなく、他のメンバーの仕事の進め方や知識を目の当たりにし、その他の分野にも広く精通することの重要性を認識するはずです。
リーダーとして誰かに業務を依頼するには、その依頼の内容を理解する必要があります。
そのために、学習意欲がさらに向上されてきます。
4. 問題・課題への対応方法が増える
メンバー同士で相談、検討を行うことで個人ではたどり着けない解決方法を行える可能性も高まります。
技術的要素、稼働的要素と様々ですが、問題解決に対応する能力が増えることは、案件の遂行能力が向上することに直結します。
5. イノベーションの向上
それぞれの専門分野に特化した人間が集まると、新しい考えや気付きが生まれやすくなります。

複数人で対応することのメリットは非常に多くなります。
ただ、メンバーが大人数になるとリーダーの役割も難しくなることを忘れないでください。全部自分で回せるとは思ってはいけない!
チームとして大切にすべきこと
チームメンバー全員が以下を意識しなければなりません。中でもリーダーの責任は重大です。
- 目標をしっかりと共有し、時には修正しながら進める。
- メンバーの自発性を大事にする。促す。
- 協調性を大切にする。否定はせずに受け入れて議論する。
- 能力をある程度ばらつかせる。同じ役割のメンバーは極力作らない。
- 能力のレベル感を合わせる。過去に経験した案件規模などで判断する。
- 報連相を徹底する。一人で抱え込むことが1番のリスクという共通見解を持つ。
- リーダーが役割をしっかりこなし、時には軌道修正やメンバー変更も辞さない。

突然リーダーができる人なんていません。
チームメンバーとして、自分の役割をしっかりこなし、経験を積んでください!
おすすめ本:チームワーク
私もこれまでビジネス・自己啓発系の本を読み漁ってきましたが、チームワークに関連して、超おすすめな本は以下です。是非、読んでみてください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
各分野のリーダーになるまでに、これをすれば良い!
なんていう単純な分野ではありません。
日々の業務で意識しながら継続することが大切です。
気になること、悩みなどがあれば、ツイッターのDMでも下部の問い合わせ欄からでもお気軽にご連絡ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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よろしくお願いいたします。